ネクロード様の話をするとしよう




4月にあった幻水Ⅱのコンサート、その再演に行ってきました

今回、なんと、なんと、なんと
パ イ プ オ ル ガ ン が ! !

合唱とパイプオルガンが乗ると!
ネクロード様推しとしては行くしかないですよね!
勢い余って昼も夜もチケット取ってしまったもの


曲の話の前に

4月の時も8月の時もフラスタ企画して下さった方が
今回も3基企画してくださって
喜んで出資させて頂いたのですが


本拠地の石版のフラスタ
(協力者の名前が石版にずらり!)


キャロ組のフラスタ
(絵がもうヤバイ)


そしてネクロード戦のフラスタ!!
これやっばいでしょ、やっばいでしょ
紋章にマント、星辰剣、そしてカーンさんの紋章が発動して
えぇネクロード様、万事休すですね!!w
もう開演前からやっばい訳で

更に今回なんと










フラスタの数やっばくないですか
最後のデュナン漁業協同組合のフラスタにも
わずかながらご協力させて頂いたので
サイコロに私の名前が刻まれてまして
散々チンチロで負けたのを思い出しながら
笑ってしまいましたw

20年前のゲームなのに、これだけ愛される幻想水滸伝
なんかもうこれ見てるだけでも
幻水好きで良かったなぁって幸せな気分になれます



曲の話

事前に曲目見なかったんだけど
4月の時と多分、曲目は一緒だったと思います
ちゃんと虫の鳴き声から始まる、アレ・・・!

その辺を細かく書いていくとまた論文みたいに長くなるので
すいません、割愛します
その時の感想はコチラ
http://ch.nicovideo.jp/petta/blomaga/ar1467426

今回はそのパイプオルガンと合唱の曲だけ書きますね
(勿論、全曲素晴らしかったんですよ・・・・!)

「回想」
そう、回想からまず入るんですよ、声が

正直、合唱と聞いて思い浮かんだのは
エンディングだけだったので
いきなり着物の女性が2人出てきてビックリした
あの、ほんのワンフレーズだけなんだけど
ちゃんと声でやってくれるんですよ
もうそこからしてヤバい
前回は木管楽器で再現してたと思うんです
それも凄い良かった
でも曲の再現度が段違いに違う
泣きました
やっぱり泣きました
何回聴いても泣いてしまうこの曲は・・・


曲目が前回と一緒だな、とわかってからは
物語通りに曲が進んでくる訳だし
そわそわそわそわそわそわそわ


ナハーラ・ヤン・クンでのコンマスソロ
盛り上がって拍手が鳴り響く中
合唱の人たちを従えてパイプオルガン奏者の女性が・・・!

パッサカリア合唱付き」
今回、マジで合唱付き!!
あー!ネクロード様が!!!!
ネクロード様が登場して!!!!!
再現度が本当に凄いというか、そのまんまで・・・・!
あっ、ほら、今!今ネクロード様の横顔が!
ニヤッと笑った横顔が見えたでしょ!私には見えた!!!

フーガ「我があるじを讃えよ」
そのままパイプオルガンのソロ曲になるんですけど
コレがもう、もう、ネクロード様なんですよ
いや、説明になってないな・・・
私パイプオルガンを演奏している姿を観るの
初めてだったんですけど
エレクトーンみたいに足も使って弾くんですね
それで、椅子の上を左右に移動したり
1番低い音の時は左足を思い切り左端のペダルに伸ばして
音を鳴らしたりしていたんですね
あぁネクロード様もこうやって
パイプオルガンを弾いていたんだなぁって
思わず姿を重ねてしまい泣くじゃないですか
凄い優雅に見えるけどなかなか大変なんですね
鍵盤は四段になっていて段によって音の高さや
ボリュームが違っていたんですが
こんな曲を弾けるんだネクロード様スゲー!!って
ね、惚れ直す訳じゃないですか
カッコイイんだとにかく・・・
ホールいっぱいに、パイプオルガンの荘厳な音が
響き渡るだけでもゾクゾクするのに
その曲が、推しの演奏曲だなんて・・・!
ずっと手で口を押さえながら
やばいやばいやばいやばい
と声を殺してましたとも・・・
目を瞑ればそこはネクロード城なんだ・・・・

その次が強敵出現でヘカトンケイルと戦っていても
私はしばらく呆然としてしまって
次の曲が始まったことに気付かない程でした


前半と後半の間の幕間
トイレから戻るとステージの上で
ピアノとヴァイオリンで「Orizzonte」を演奏しながら
祝電の紹介が始まっていました
こういうパフォーマンスは前回なかったので
油断していた・・・・
(夜公演ではトイレ我慢して自席待機しました)
アンネリーバンドじゃないですか、最高かよ・・・
しかも紹介されていた祝電が、また凄く良くて
「その強さがあれば、全てを守れると思った」
大変幻水愛に溢れた祝電でした

そのあとトランペットやフルートの方が入ってきて
弦楽器の方々が後ろにズラリと並んだから
何かと思ったら、コンマスの合図に合わせて
突然指パッチンが始まるわけ
そしてコントラバスの方々がポケットに手を入れて
背を丸くして舞台袖から登場した時点で全てを察した

「Dandy Richmond」

私はこの曲が大好きで!!!
前回無くてちょっと残念で、
今回も同じ曲目じゃやらないんだろうなぁ
って思いながら前半聴いてたんですよ!!
それを、まさか、幕間で!!
後半のコントラバスの部分、完璧すぎてニヤニヤしちゃったし
会場のお客さんも指パッチンに合わせて拍手して
最後は「Foo!!!」って歓声をあげながら
会場全体で盛り上がった最高の幕間でした
夜公演ではコンバスの方がアルバートさんみたいに
楽器をクルリと回したり
退場するときに指パッチン部隊の方々も背を丸めて退場したり
演奏者も楽しんでるのがめっちゃ伝わってきて
こういうの本当に良いと思う・・・

後半は最初からオーケストラの後ろに合唱部隊がスタンバイ
エンディングまでずっとそのままなのかなぁ大変だなぁ
と思いながら見てたら、途中でいきなり立ち上がったんですよ
何だ・・・!?合唱曲なんてあったか!?
「光のない戦場」
これは外伝の曲ですが
ド頭から合唱の迫力がすっごい
気迫もすっごい
合唱とチャイムの緊張感がもうやっばい

そのまま追いつめる、そしてMad Luka
この辺の流れ、4月もすっごい興奮したので
鮮明に覚えてました
勿論、そのあとの流れも

「儀式」
再びパイプオルガン奏者の方が、今度は1人で入場してソロ曲
それまでの戦闘曲続きの雰囲気とはガラッと変わって
また大変神聖な音色が響き渡りました
トリルも綺麗だし後半の音の重なりが本当に綺麗で
当然ながら原曲そのままに聴こえてくるもんだから
なんだか本当にそこで演奏しているのか
実感があまりにも無くて不思議な気分でした

4月、たった1回の公演だったけど
今でも鮮明に覚えています

合図のためにコンマスが立ち上がり
オーケストラの方々が楽器を構えました
Gothic Neclord」
カウントと同時にバッと合唱の方々が立ち上がって
思わず「ヒエッ!」と声をあげてしまいました

パイプオルガンだけじゃなくて、合唱も!?
合唱も入るんですか!?えっ、ウソでしょ!?

原曲どおり最初は弦楽器がメロディ
そこに合いの手で入るオルガンがもう既にヤバくて
うわあああってなっていたんだけど
その後にくるオルガンのメロディの迫力が
ハンパない!!いっやネクロード様・・・・!!!
(今思い出してまた泣いてる)
4月のシンセサイザーで2人で演奏してくださったのも
滅茶苦茶かっこよかったんですが
パイプオルガンはもう絵だけでヤバイじゃないですか
音の厚みが、響きが、迫力が、やっぱり全然違う
ループする前の、少しずつ音が重なっていく部分
あそこが個人的にはオルガンの本領発揮だなぁと思うのですが
更にそこに合唱が加わって
ビリビリと震えるような圧倒支配感が・・・!
一生懸命言葉にしてるけど、正直言葉にならない程の
素晴らしい演奏でした
合唱まで、本当にありがとう・・・
パイプオルガン+合唱+オーケストラという編成は
この曲だけだったんですよ・・・!!
1番豪華な編成で推しの曲を演奏して下さって
本当にありがとうございました
それにしても、パイプオルガンて改めて凄いと思ったのが
こんな豪華な編成と一緒に演奏をしても
負けないどころか勝つんですよ
とにかく凄いの、音が
そりゃ城の頂上でネクロード様が弾いていても
城いっぱいに響き渡るわけですよね!納得しかない

余談ですが、パイプオルガン演奏者の女性の方の衣装
布が椅子に垂れている感じがこれまた非常に
ネクロード様の衣装っぽくて大変興奮しました
下はズボンを履いてらっしゃったので
下半身だけ見てると本当にネクロード様・・・

昼公演はほぼ正面からでしたが
夜公演は横から観ていたのでパイプオルガンも手元までよく見えて
夜はもう涙堪えながらこの曲はパイプオルガンだけを
最初から最後まで凝視し続けていましたが
先述のとおり体全体で弾いているというか
力の込め方も凄まじくて
すごく素敵でした・・・ありがとう・・・




(演奏時以外は撮影可とのことで、すぐ近くまで行って拝み倒してきました)


特に夜公演はもうこの後魂が抜けたように
聴いていたんですけど
「Chant~あなたと出会い生をうけ、あなたを失い死を知った~」
4月の公演の時はチェロかなんかで演奏されてましたが
今回は合唱がいらっしゃいますから・・・!
男性の厳かなコーラスで、これもほんと原曲だった
エンディングは徐々に盛り上がっていく感じが
凄く良いですよね
女性コーラスのソリ(2人位で歌ってたような気がする)
素敵でした
夜公演はステージ上の真横から観てたからわかったんですが
合唱の時、コンマスの方が指揮をするんですけど
御自分も口を大きく開けて歌ってらっしゃるんです、一緒に
他の曲の時もそうでしたが
ちゃんと歌詞を覚えて歌ってるんです
このエンディングの時は非常に穏やかな笑顔で
語りかけるように歌いながら指揮をされてたのが印象的でした

「La passione commuove la storia~情熱は歴史を動かす~」
プログラムに歌詞が書いてあったんですが
昼公演はネタバレ回避の為に鞄にしまってたので
一緒に歌えなくて・・・
(この曲だけ、コンマスが客席を向いて指揮をしてくれます)
夜公演はちゃんと一緒に歌いました
オーケストラ版も良かったけど、合唱入ると全然違うな・・・!

もう4月の時以上に拍手喝采
割れんばかりの拍手とはまさにこのこと!

そのまま退場することなくアンコールでした
もう1回、「回想」
何回だって聴ける、この曲は・・・
そして何回だって泣ける・・・
全てが終わった後にこの曲を聴くというのも
まさしくタイトル通り演奏を「回想」しながら
しんみり聴けて大変良いですね・・・
もう一度着物の女性2名が出てきて
あのワンフレーズを高らかに歌い上げます
今回はそのまま退場されずにステージに残っていました
アンコール2曲目「オープニング」
そっか!!!オープニングでも出番ありますもんね!?
こっちは合唱の方々も加わってだったんですが
4月に聴いた時とは別の曲のようで!
合唱って、すごい・・・!
合唱有りでこの曲聴けたの本当に幸せです
より鮮明に、ルカ様のゲス顔が脳裏に浮かびましたとも・・・!

昼公演も夜公演も、会場一杯のスタンディングオベーション
凄いんですよ、遥か上の3階席まで立ってるんですから
会場のお客さん、半分以上立ってたんじゃないかな・・・・
そしてオーケストラの方々は勿論、合唱の方々が退場されるまで
拍手が鳴り止まないのです
会場に電気がついても、鳴り止まないのです
おかげで終演のアナウンスが聞えないほどでした

結構色々なアーティストのライブや
ゲーム音楽のコンサートへ行っていますが
こんなに拍手が鳴り止まないコンサートを、私は他に知らない
こんなに演奏者からも客からも愛されてるゲームを、私は他に知らない

幻想水滸伝好きで良かったなー!!って
毎回心底思える、最高のコンサートです
誰かと会って話をするわけでもないのに
周りの人達全員幻水好きなんだなぁって思うと
嬉しくて嬉しくて仕方ないです

今年は、4月にMUSICエンジン様の幻水Ⅱオケがありました
開始5分で完売のチケット戦争を勝ち抜いて堪能してきました

8月にJAGMO様の幻水ナンバリング5タイトルのオケがありました
知ってる曲は勿論、知らない曲もたっぷり堪能してきました

そして今回、再びMUSICエンジン様の幻水Ⅱオケ
贔屓目100%の感想を言うと、ネクロード様推し大勝利なオケでした

幻水のオーケストラを年に3回も・・・!
行けないけど半月後には8月の再演が大阪でやるとの事で
トータルすれば4回も!開催されるなんて!
やっぱり幻水って旬ジャンルなのでは・・・・・・???w
最高の1年でした
また来年以降もこういう機会があったら嬉しいなぁ



(服装はネクロード様カラーの黒と赤に紋章を宿してました)



(楽しみ過ぎて描いた絵。禍々しすぎたかなぁと思いましたが
演奏の印象ほんとこんな感じだった。
すごく強そうだったよネクロード様!!良かったね!!!)